今回の「エポカわ〜るど」は、能楽師吉田篤史さんを紹介

 今回の「エポカわ〜るど」では、能楽師吉田篤史さんを紹介しました。

能 能楽 吉田篤史


 能楽師・吉田篤史さんは、プロとして演能活動に全力尽くす傍ら、600年以上の歴史を持つ能楽を次世代に引き継ぎたいと東奔西走、昼夜を問わず努力されています。そこまで吉田さんを駆り立てる能楽とはどんなものか、その魅力はどこにあるのか伺いました。

以下、エポカわ〜るど記事要約

◆能楽の魅力

 能楽は歌舞劇です。演者(シテ)のソロである謡と、笛・小鼓・大鼓・太鼓の楽器による演奏と、コーラスである地謡とが絶妙なハーモニーを奏でます。
 能楽は仮面劇でもあります。仮面をつけることによって、演者は登場人物になりきることができます。仮面は一つの表情しか持ちませんが、演者の動きや姿勢によって笑いも悲嘆も表すことができるのです。
 能楽は象徴劇でもあります。演者の動きは一見緩慢に見えますが、実はそのひとつひとつに、様々な想いが込められています。そのため、言葉のわからない外国人にも感情が伝わり、外国公演でも絶賛されています。
 能楽は本番前に1回しか申し合わせをしません。いきなり本番です。しかも、シテ方、ワキ方、囃子方、それぞれ流派が違うのですから、たいへんなことです。
600年以上の歴史と、能楽師の日頃からの研鑽の賜物です。

◆能楽を理解するには
 能楽は、決してわからない芸能ではありません。例えばオペラなんか、原語で歌われても皆さんは感激されています。
能楽の場合は、昔の言葉とは言え日本語です。数多く聞けば必ずわかるようになります。かりに言葉は通じなくても、心で触れ合うことができます。
 能楽を見る前に、物語のあらすじなどについて把握しておくのもよいのではないでしょうか。能面や装束あるいは楽器などについて知識を身につけておくことも、能楽を楽しむ手段になります。

◆これからの抱負
 世界中に文化はたくさんあります。しかし、無形文化ということになると、日本には何百年と続く伝統があります。能楽・文楽・歌舞伎が世界無形遺産に登録されたのも、こうした先人から引き継がれてきた無形文化があったからこそと思います。
能楽は650年もの長きにわたって、先人によって引き継がれてきましたが、私の祖父も父も先人の1人として努力して参りました。私も祖父・父の志を継いで、この文化の伝承に全力を尽くしていきたいと思っています。

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

tomura

Author:tomura
定年退職後のライフワークとして、ホームページ「エポカわ〜るど」を編集している戸村彰義です。ご支援方、よろしくお願いします。(マイミクTOMURA)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ