縁とは不思議なもの
8月23日、「明窓園シリーズ」を取材するため、明窓園の山本恵由美さんと一緒に呉市にある大原呉服店を訪ねた。ご主人は大原鶴松さん(73歳)、奥さんは美智子さん(70歳)である。和風の部屋には、古布で作られたバッグや壁掛けなどが所狭しと並べられていた。山本さんが言った。「これらの見事な作品はすべて、お2人が二人三脚で作られたものなんですよ」 奥さんが2人の分担内容を説明する。「まず最初に主人がデザインや型紙づくりをし、その後、私が布を裁断し縫製します。販売は私、経理など内向きの仕事は主人が担当しています」 取材する前に、デラックスで美味しい冷やしうどんをご馳走になったが、なんとご主人の手作り料理だった。
食事が終わった後、山本さんが、大原さんと戸村さんは同級生ではないのと言ったことから、驚くべきことが判明した。大原さんとぼくは呉市宮原小学校5年生のとき、同クラスだったのである。実に62年ぶりの再会だった。 総じてぼくより大原さんの記憶の方が確かなようだった。彼の言葉から、2人ともあまり目立つのが好きでないタイプだったせいか、相性が良かったことを思い出した。 大原さんの一番好きな言葉は、「縁とは不思議なもの」だそうだが、63年ぶりの再会は文字通り不思議な縁だった。 なお、大原夫妻の記事は、今月末にホームページ「エポカわ〜るど」に掲載することにしている。
![]() 冷やしうどん | ![]() 壁掛け |





